2026.09.07[ブログ]
株式会社永和は、小山市を拠点に、野木町・結城市・古河市・下野市まで対応する、外壁塗装・屋根塗装・足場・シーリング・防水工事の完全自社施工会社です。
私たちは、「ONE COMPANY COMPLETE CONSTRUCTION ~一社完結型の施工体制・責任施工~」を掲げ、現地調査から足場、外壁・屋根塗装、シーリング、防水工事、施工後のアフターサポートまで、一社で責任を持って対応しています。
外壁塗装について調べていると、「ラジカル制御塗料」「ラジカル制御形シリコン塗料」という言葉を目にすることが増えたのではないでしょうか。
しかし、
「そもそもラジカルって何?」
「シリコン塗料とは違うの?」
「ラジカルを制御すると、なぜ塗装が長持ちするの?」
という方も多いと思います。
今回は、少し難しく感じる「ラジカル制御」について、できるだけ専門用語を使わずに解説します。
まず知っていただきたいのが、外壁塗装が劣化する大きな原因の一つが紫外線だということです。
外壁は365日、太陽の紫外線や雨、風などにさらされています。
塗料の中には、色をつけたり隠ぺい性を持たせたりするために「顔料」が使われており、白色顔料として代表的なのが酸化チタンです。
一般的な塗膜では、紫外線・酸素・水などの影響によって、この酸化チタンから「ラジカル」と呼ばれる塗膜劣化を促進する物質が発生することがあります。
そしてラジカルが塗膜を構成する樹脂に影響を与えることで、塗膜の劣化が進んでいきます。日本ペイントも、ラジカルが樹脂の結合を破壊することで塗膜劣化を誘発すると説明しています。日本ペイント
難しく考えず、「ラジカル=塗膜を傷める原因の一つ」と覚えていただければ十分です。
イメージすると、このような流れです。
日本ペイントの公式資料にも、一般的な塗膜とラジカル制御技術を比較した模式図があります。WEB記事へメーカー資料を掲載できる場合は、この部分に図を入れると非常に分かりやすくなります。日本ペイント
そこで登場したのがラジカル制御技術です。ラジカルによって塗膜が傷んでしまうのであれば、「ラジカルの発生や働きを抑えて、塗膜を長持ちさせよう」という考え方です。
日本ペイントのパーフェクトシリーズでは、高耐候酸化チタンと光安定剤を組み合わせたラジカル制御技術が採用されています。
高耐候酸化チタンによってラジカルの発生を抑え、発生したラジカルをバリヤー内に封じ込め、さらに光安定剤を組み合わせることで塗膜の劣化を抑制する仕組みです。日本ペイント
これなら「ラジカル制御」という難しい名前でも、かなり分かりやすいのではないでしょうか。
ここは外壁塗装を検討するお客様に、ぜひ知っていただきたいポイントです。よく、「シリコン塗料とラジカル塗料、どっちがいいですか?」という質問があります。
しかし厳密には、「シリコン」と「ラジカル制御」は同じ分類ではありません。簡単に言えば、
シリコン → 塗料の樹脂・グレードに関係するもの
ラジカル制御 → 塗膜劣化を抑えるための技術
という違いがあります。
つまり、「シリコン系塗料+ラジカル制御技術」という組み合わせが成立します。その代表例として永和がご提案しているのが、日本ペイントの「パーフェクトトップSi」です。
株式会社永和では、シリコン系の外壁塗装プランとして、日本ペイントのパーフェクトトップSiを採用しています。
現在の正式名称は、「1液水性ラジカル制御形シリコン系ハイブリッド高耐候性塗料」
です。日本ペイント
ちなみに以前は「パーフェクトトップ」という名称でしたが、日本ペイントは2025年3月に製品名称を**「パーフェクトトップSi」**へ変更しています。日本ペイント
パーフェクトトップSiは、先ほど説明したラジカル制御技術によって紫外線による塗膜劣化を抑えることを狙った製品です。
さらに、低汚染性、防藻・防かび性、仕上がり性なども備えています。2026年4月からは、一部の色で遮熱機能を選択できるオプションも追加されました。日本ペイント
永和では、「価格と耐久性のバランスを重視したい」というお客様にご提案しやすい塗料の一つと考えています。
ここからが塗料選びで重要なところです。ラジカル制御技術を採用したパーフェクトトップSiは、非常にバランスの良い塗料です。
しかし外壁塗装を検討される方の中には、「せっかく足場を組むなら、できるだけ長持ちさせたい」「塗り替え回数をできるだけ減らしたい」「価格だけではなく耐久性を重視したい」という方もいらっしゃいます。
そこで永和では、さらに高耐久な外壁塗装をご希望されるお客様に、変性無機塗料という選択肢もご提案しています。
その一つが、シーカ・ジャパンの「スーパーセランフレックス」です。
スーパーセランフレックスは、シーカ・ジャパンが展開する水性・柔軟・透湿タイプの超耐候・超低汚染型変性無機塗料です。シーカ・ジャパン
ここでラジカル制御の話と混同しないようにしましょう。
パーフェクトトップSi
→ ラジカル制御形シリコン系塗料
スーパーセランフレックス
→ 変性無機塗料
です。
スーパーセランシリーズは、無機成分と有機成分を組み合わせることで高い耐候性を狙った塗料です。シーカ・ジャパンは、スーパーセランシリーズについて「無機に有機をハイブリッド」することで耐久性を実現するシリーズとして説明しています。シーカ・ジャパン
無機系の特徴を活かしながら、戸建住宅の外壁で重要になる柔軟性も持たせているところが、スーパーセランフレックスの大きな特徴です。
メーカーは、柔軟な塗膜によってシーリング上に施工した場合のひび割れリスクを軽減するほか、超低汚染性、透湿性、防カビ・防藻性などを特長として挙げています。シーカ・ジャパン
お客様への説明では、次のようにすると非常に分かりやすいと思います。
| パーフェクトトップSi | スーパーセランフレックス | |
|---|---|---|
| メーカー | 日本ペイント | シーカ・ジャパン |
| 塗料の位置付け | ラジカル制御形シリコン系 | 変性無機 |
| 耐候性への考え方 | ラジカル制御技術で塗膜劣化を抑える | 無機+有機の特性を活かした高耐候設計 |
| 低汚染性 | ○ | ◎ 超低汚染タイプ |
| 防藻・防かび | ○ | ○ |
| 柔軟性 | ― | ○ |
| おすすめする方 | 費用と耐久性のバランスを重視 | より耐久性を重視 |
| 永和での位置付け | シリコンプラン | 高耐久・無機プラン |
※実際の耐久性は、建物の立地、方角、色、下地状態、施工仕様などによって変わります。
ここも永和として大切にしたいところです。
どれだけ高性能な塗料を選んでも、
高圧洗浄が不十分、
下地処理が適切でない、
下塗りが下地に合っていない、
塗布量が不足している、
乾燥時間が守られていない、
といった施工では、塗料本来の性能を十分に発揮できません。
さらにサイディング住宅では、シーリング材との耐久性のバランスも重要です。
外壁塗料だけ20年以上を想定した高耐久仕様にしても、シーリングが先に大きく劣化してしまえば、住宅全体として考えたときにバランスが良いとは言えません。
そのため永和では、採用する外壁塗料のグレードや住宅の状態に合わせて、シーリング材についても検討します。
塗料だけではなく「外壁全体を何年守るか」を考える。これが永和の塗料選びの考え方です。
最後に整理しましょう。
ラジカルとは、紫外線などの影響によって塗膜内で発生し、樹脂の劣化を促進する原因の一つです。
そしてラジカル制御とは、その発生や働きを抑えて塗膜劣化を抑制するための技術です。
日本ペイントのパーフェクトトップSiは、このラジカル制御技術を採用したシリコン系塗料です。日本ペイント
一方、さらに耐久性を重視する場合には、シーカ・ジャパンのスーパーセランフレックスのような変性無機塗料という選択肢があります。シーカ・ジャパン
大切なのは、
「ラジカルだから良い」
「無機だから絶対に良い」
と名前だけで判断しないことです。
住宅の状態、今後何年住む予定なのか、ご予算、次回のメンテナンス時期などによって、適した塗料は変わります。
株式会社永和では、小山市・野木町・結城市・古河市・下野市で外壁塗装をご検討中のお客様へ、建物の状態を確認したうえで、
価格と耐久性のバランスを考えた「パーフェクトトップSi」
から、
より高い耐久性を重視した「スーパーセランフレックス」
まで、目的に合わせた塗料をご提案しています。
ONE COMPANY COMPLETE CONSTRUCTION
~一社完結型の施工体制・責任施工~
「ラジカル制御って何?」
「シリコンと無機はどちらがいい?」
「自宅なら何年くらいの塗料を選べばいい?」
という方も、株式会社永和までお気軽にご相談ください。
塗料の商品名だけではなく、“なぜその塗料がお客様の住宅に合っているのか”まで分かりやすくご説明します。