2026.09.01[ブログ]
株式会社永和は、小山市を拠点に、野木町・結城市・古河市・下野市まで対応する、外壁塗装・屋根塗装・足場・防水工事など、住宅の外装工事を幅広く取り扱う会社です。
私たちは、「ONE COMPANY COMPLETE CONSTRUCTION ~一社完結型の施工体制・責任施工~」を掲げ、建物の状態を確認したうえで、塗装でメンテナンスするのか、屋根カバー工法を行うのか、それとも葺き替えが必要なのかを判断し、お客様の住宅に合った改修方法をご提案しています。
屋根リフォームというと「屋根塗装」をイメージされる方が多いと思います。
しかし、屋根材の劣化が進んでいたり、ひび割れや欠損が多かったりすると、塗装だけでは十分なメンテナンスにならないことがあります。
そんなときに選択肢となるのが、「屋根カバー工法」です。
今回は、屋根カバー工法に使用できる金属屋根材の中から、稲垣商事株式会社の「ICひらぶき ヒランビー220」について、特徴やメリット、どのような住宅に向いているのかを詳しく解説します。
ヒランビー220は、屋根・外壁などの金属建材を取り扱う稲垣商事株式会社の平葺き金属屋根材です。
メーカーも「コストパフォーマンスに優れた平葺屋根材」と位置付けており、新築だけでなく、化粧スレート屋根の改修にも対応しています。
「平葺き」とは、屋根材を横方向に葺きながら仕上げていく工法です。
ヒランビー220は一枚一枚のラインがすっきりとしているため、金属屋根でありながら主張が強すぎず、住宅にも合わせやすいデザインが特徴です。
メーカーの標準仕様では、塗装鋼板の場合、板厚0.35mm・働き幅220mm・屋根勾配30/100以上となっています。
「220」という商品名は、この220mmの働き幅から来ています。
ヒランビー220を検討するうえで知っていただきたいのが屋根カバー工法です。
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を基本的に残し、その上から新しい防水シートや金属屋根材を施工する改修方法です。
例えば、既存の化粧スレート屋根が経年劣化しているものの、野地板などの下地がカバー工法に適した状態であれば、既存屋根を全面撤去する「葺き替え」を行わずに屋根をリフォームできる場合があります。
既存屋根材を撤去する量を減らせるため、葺き替えと比較して解体作業や廃材を抑えやすいことがメリットです。
稲垣商事でもヒランビー220について「化粧スレート屋根 改修工法」を案内しており、メーカー公式サイトには改修専用役物も用意されています。
ただし、どんな屋根でもカバー工法ができるわけではありません。
既存屋根の種類、屋根勾配、野地板の状態、雨漏りの有無、建物の構造などを事前に確認する必要があります。
ヒランビー220の大きな特徴が、コストパフォーマンスを重視した金属屋根材であることです。
メーカー自身もヒランビー220の特徴として「コストパフォーマンスに優れた平葺屋根材」と説明しています。
屋根カバー工法にはさまざまな金属屋根材があります。
断熱材一体型の高機能屋根材などもあり、それぞれにメリットがありますが、当然、屋根材によって価格も変わってきます。
その中で、「屋根を塗装するだけでは今後が心配」でも、「屋根カバー工事の費用はできるだけ抑えたい」
という場合に、ヒランビー220は比較検討しやすい屋根材の一つです。
もちろん実際の工事金額は、屋根面積・形状・勾配・役物・下地補修・足場などによって変わるため、「ヒランビーなら必ず安い」とは言えません。
大切なのは、屋根材の性能と工事総額のバランスを見ることです。
屋根カバー工法では、既存屋根を残したまま、その上に新しい屋根を施工します。
そのため、新しく載せる屋根材の重量は重要なポイントです。
ヒランビー220は薄い鋼板を成型した金属屋根材です。
メーカー資料では、長さ3,636mmの塗装鋼板仕様で、4枚・施工面積3.2㎡あたり約15.29kgとされています。単純換算すると約4.8kg/㎡です。
金属屋根材は、一般的に瓦などと比較して軽量です。
カバー工法では既存屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、追加される屋根重量を抑えやすいことは大きなメリットになります。
ただし、「軽い屋根にすれば地震に絶対強くなる」という単純な話ではありません。
耐震性は建物全体の構造や壁量、基礎などさまざまな要素で決まりますので、屋根の軽量性はあくまでその一要素として考える必要があります。
ヒランビー220の特徴として、永和が注目したいのがデザイン性です。
メーカーでは、「本体ジョイント部が目立たず、一文字葺の美観を損ねない」ことを特徴として挙げています。
屋根は外壁ほど近くから見ることはありませんが、住宅全体の印象を決める重要な部分です。
ヒランビー220は横方向に細かなラインが入るため、屋根全体がすっきりとした印象になります。
シンプルな住宅はもちろん、和風住宅や落ち着いたデザインの住宅にも合わせやすい屋根材です。
金属屋根というと「工場や倉庫のような見た目になるのでは?」と思われる方もいますが、住宅用金属屋根はデザインの選択肢も増えています。
ヒランビー220も、住宅の外観に馴染みやすい金属屋根材の一つです。
屋根をカバー工法で新しくする場合、せっかくなら外壁との色の組み合わせにもこだわりたいところです。
ヒランビー220には複数の標準色が設定されており、建物に合わせたコーディネートが可能です。
ただし、WEB上の色と実物では見え方が異なることがあります。メーカーもカラーサンプルについて、モニター表示と実物では多少相違することを案内しています。
屋根材の色を選ぶ際には、可能であれば実物サンプルを確認することをおすすめします。
また、使用する鋼板の仕様によってはメーカー保証が設定されています。
現在、稲垣商事の公式サイトでは、ヒランビー220の**「極み-MAXタイプ」について、穴あき25年・塗膜15年保証**と案内されています。
長期間使用する屋根材だからこそ、こうした保証設定も商品を比較する際のポイントになります。
ただし、保証はすべてのヒランビー220に一律で付くという意味ではありません。使用する鋼板や色、施工条件、保証規定などがありますので、実際の契約時には対象仕様を確認することが重要です。
屋根材は、完成後の見た目や耐久性だけでなく、施工性も重要です。
ヒランビー220は、上下・横方向の嵌合部の施工性が良く、メーカーも工期短縮を図れることを特徴として挙げています。
ただし、ここで注意したいのが、「施工しやすい屋根材=誰が施工しても同じ仕上がりになる」という意味ではないことです。
屋根工事では、本体屋根材だけでなく、軒先・ケラバ・棟・谷・壁との取り合い・雨押えなどの納まりが重要になります。
実際にメーカーでも、ヒランビー220用として標準役物、改修専用役物、換気棟用部材、専用ビスなどを用意しています。
屋根材の商品名だけで工事品質が決まるわけではありません。
屋根カバー工法を検討していると、アイジー工業の「スーパーガルテクト」など、別の金属屋根材と比較されることもあります。
大きな違いの一つは、屋根材の構造です。
スーパーガルテクトは断熱材と金属屋根材が一体化した構造ですが、ヒランビー220はシンプルな金属製の平葺き屋根材です。
そのため、「断熱材一体型などの付加性能を重視するのか」それとも、「シンプルな金属屋根でコストとのバランスを重視するのか」によって選択肢が変わってきます。
どちらが絶対に優れているということではなく、住宅の状態・予算・求める性能によって選ぶことが大切です。

ヒランビー220には多くのメリットがありますが、注意点も理解しておきましょう。
まず、断熱材一体型の屋根材ではありません。
メーカーではオプションとして、結露防止を目的としたポリエチレンフォーム3mmや、雨音低減を目的とした裏貼材なども案内されていますが、屋根全体の断熱性や遮音性は屋根材だけで決まるものではありません。
住宅の断熱材、天井、屋根裏空間など、建物全体で考える必要があります。
また、ヒランビー220の標準仕様では屋根勾配30/100以上となっています。
そのため、屋根の形状や勾配によっては別の屋根材・工法を検討する必要があります。
そして何より重要なのが、既存屋根の下地状態です。
雨漏りが長期間続き、野地板まで大きく腐食している場合などには、既存屋根を残すカバー工法よりも葺き替えが適していることがあります。
「カバー工法の方が安いから」という理由だけで工法を決めるのではなく、事前調査を行ったうえで判断することが大切です。
屋根リフォームでよくあるご相談が、「まだ塗装で大丈夫ですか?」というものです。
屋根材の色あせや表面的な劣化が中心で、屋根材や下地の状態に問題がなければ、塗装によるメンテナンスが適している場合があります。
一方で、屋根材の割れや欠損、層間剥離などが進んでいる場合、塗装して表面をきれいにしても、傷んだ屋根材そのものが新品に戻るわけではありません。
だからこそ永和では、「塗れるかどうか」ではなく、「この屋根は塗装するべきなのか」という視点を大切にしています。
塗装が適していれば屋根塗装。既存屋根を残して改修できるなら屋根カバー工法。
下地まで大きく傷んでいる場合には葺き替え。住宅ごとに適した方法は違います。

ヒランビー220のような屋根材を選ぶことも大切ですが、屋根カバー工事でさらに重要なのが施工内容です。
完成するとヒランビー220の屋根材が表面を覆うため、その下に施工した防水シートや下地は見えなくなります。
しかし実際に雨水から住宅を守るうえでは、こうした見えなくなる部分が非常に重要です。
既存屋根の状態確認、防水シート、軒先、ケラバ、谷、棟、壁との取り合いなど、細かな納まりまで含めて一つの屋根工事です。
そのため見積りを比較するときには、「ヒランビー220を使っているから安心」
だけではなく、防水シートは何を使うのか、既存下地をどのように確認するのか、どのような施工仕様なのかまで確認することをおすすめします。
稲垣商事の「ICひらぶき ヒランビー220」*は、コストパフォーマンスに優れた平葺き金属屋根材です。
軽量な金属屋根で、ジョイント部分が目立ちにくいすっきりとしたデザイン、豊富な標準色、施工性などが特徴です。極み-MAXタイプでは穴あき25年・塗膜15年のメーカー保証も設定されています。特に、
「屋根塗装では今後が心配」
「スレート屋根をカバー工法で改修したい」
「屋根カバーの費用と性能のバランスを重視したい」
「シンプルですっきりした金属屋根にしたい」
という方には、比較していただきたい屋根材の一つです。
株式会社永和では、小山市・野木町・結城市・古河市・下野市で、屋根の状態を確認したうえで、屋根塗装・屋根カバー工法・葺き替えなどから建物に適した方法をご提案しています。
屋根は、ただ「きれいにする」だけではなく、これから先の住宅を雨から守るための重要な部分です。
塗装で十分なのか。
カバー工法に切り替えるべきなのか。
そして、どの屋根材を選ぶべきなのか。
ヒランビー220をはじめ、屋根材それぞれの特徴や費用、今後のメンテナンスまで考えながら、住宅に合った屋根リフォームをご提案します。
屋根カバー工法・ヒランビー220をご検討中の方は、株式会社永和までお気軽にご相談ください。