2026.08.31[ブログ]
株式会社永和は、小山市を拠点に、野木町・結城市・古河市・下野市まで対応する、外壁塗装・屋根塗装・足場・防水工事の完全自社施工会社です。
私たちは、「ONE COMPANY COMPLETE CONSTRUCTION ~一社完結型の施工体制・責任施工~」を掲げ、現地調査から足場工事、外壁・屋根塗装、シーリング、防水工事、施工後のアフターサポートまで、一社で責任を持って対応しています。
外壁塗装のお見積りを取ると、「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」「ラジカル制御形塗料」など、さまざまな言葉が出てきます。
その中でも、外壁塗装で長く使われてきた代表的なグレードが「シリコン塗料」です。
「シリコンって何がいいの?」「安い塗料なの?」「何年くらい持つの?」「ラジカル塗料とは何が違うの?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁塗装で使われるシリコン塗料の特徴やメリット・デメリット、さらに株式会社永和が採用している日本ペイントの**「パーフェクトトップSi」**について、塗装会社の視点から分かりやすく解説します。
シリコン塗料とは、一般的にシリコン系樹脂を使用した塗料を指します。
外壁塗料にはさまざまな種類があり、樹脂や配合、製品設計などによって耐候性や機能、価格が異なります。
以前は、
アクリル系
↓
ウレタン系
↓
シリコン系
↓
フッ素系
といったグレード分けで説明されることが多く、シリコン塗料は価格と耐候性のバランスが取りやすい塗料として住宅塗装で広く普及してきました。
現在ではさらに技術が進み、ラジカル制御技術を採用したシリコン系塗料や、無機成分を組み合わせた製品なども登場しています。
そのため、現在の塗料選びでは単純に、
「シリコンだから○年持つ」
と判断するのではなく、メーカー・商品名・樹脂・耐候性・機能などを総合的に確認することが大切です。
シリコン塗料の魅力は、何か一つの性能だけが突出しているというより、外壁塗装に必要な性能と価格のバランスを取りやすいことです。
外壁は毎日、紫外線、雨、風、暑さ、寒さなどの影響を受けています。
塗装した直後はどの塗料もきれいに見えますが、本当に重要なのは、
「その状態をどれだけ長く維持できるか」
ということです。
シリコン系塗料は、従来のウレタン系などと比較して耐候性を高めた製品が多く、住宅の外壁塗装で標準的な選択肢として広く使用されてきました。
一方で、フッ素系や無機系などの高耐久塗料と比較すると価格を抑えやすいため、「費用は抑えたい。でも耐久性もある程度確保したい」という方に検討しやすいグレードです。

まず挙げられるのが、コストパフォーマンスの良さです。外壁塗装は塗料代だけで完成する工事ではありません。
足場、高圧洗浄、養生、シーリング、下地処理、付帯部塗装など、さまざまな費用が必要になります。
そのため「一番高い塗料を選べば正解」とは限りません。今後その住宅に何年住む予定なのか、次回のメンテナンスをいつ頃考えているのか、予算をどの程度にするのかによって、適した塗料は変わります。
シリコン系塗料は、初期費用と耐候性のバランスを考えたい場合に選びやすいのがメリットです。
また、シリコン系といっても現在は製品の種類が非常に豊富です。
低汚染性、防藻・防かび性、高耐候性など、メーカーによってさまざまな機能を持たせた製品があります。
つまり「シリコン」という言葉だけではなく、その商品にどのような機能が備わっているのかを見ることが重要です。
もちろん、シリコン塗料がすべての住宅に最適というわけではありません。
例えば、「今回の塗装をできるだけ長期間持たせたい」「次回の足場費用まで考えてメンテナンス回数を減らしたい」
という場合には、より高耐久なフッ素系・無機系などを比較した方がよいケースもあります。
反対に、「今後10年程度で建て替えを検討している」「売却予定がある」
という住宅に最高グレードの塗料を使用しても、費用対効果が合わない可能性があります。
塗料選びで大切なのは、高い・安いではなく、その住宅と今後の計画に合っているかどうかです。
ここは、外壁塗装を検討される方にぜひ知っていただきたいポイントです。
見積書に、「外壁塗装 シリコン塗料 一式」とだけ書かれていたら、商品名まで確認することをおすすめします。
同じ「シリコン系」と呼ばれる塗料でも、メーカーや商品によって性能・機能・施工仕様は異なります。
さらに水性・弱溶剤、1液・2液などの違いもあります。
そのため、複数社の見積りを比較するときに、A社「シリコン塗料」B社「シリコン塗料」と書いてあったとしても、同じものを比較しているとは限りません。
最低でも、メーカー名・商品名・下塗り材・塗装回数・施工面積などは確認したいところです。
外壁塗装は「シリコン」という大きなくくりだけで比較しないことが重要です。

近年よく聞くようになったのが「ラジカル制御形塗料」です。「シリコンとラジカル、どっちがいいの?」
と聞かれることがありますが、実は単純に横並びで比較できるものではありません。
シリコンは主に塗料の樹脂系統を表す言葉で、ラジカル制御は塗膜劣化の原因となるラジカルの発生や働きを抑えるための技術を指します。
日本ペイントによると、一般的な塗膜では紫外線などの影響によって顔料の酸化チタンから「ラジカル」が発生し、それが塗膜劣化を進行させる原因の一つになります。
そこでラジカルの発生を抑えたり、発生したラジカルを封じ込めたりすることで、塗膜の耐候性を高めるのがラジカル制御技術です。つまり現在は、
「シリコン系+ラジカル制御技術」という塗料もあります。その代表的な製品の一つが、日本ペイントの「パーフェクトトップSi」です。
株式会社永和では、シリコン系塗料のプランとして、日本ペイントの**「パーフェクトトップSi」**を採用しています。
以前は「パーフェクトトップ」という名称でしたが、日本ペイントは2025年3月に製品名称を「パーフェクトトップSi」へ変更し、一般名称についてもシリコン系へ変更しています。
現在のパーフェクトトップSiは、正式には「1液水性ラジカル制御形シリコン系ハイブリッド高耐候性塗料」です。
つまり、単純な従来型シリコン塗料ではなく、シリコン系+ラジカル制御技術を組み合わせた外壁用塗料です。
日本ペイントは、ラジカル制御技術によってシリコングレードを超える優れた耐久性を持つと説明しています。
永和がシリコン塗料をご提案する際にも、単純に「安いシリコン塗料」という位置付けではなく、価格と耐候性のバランスを重視する方に選んでいただきやすい塗料として考えています。

パーフェクトトップSiの大きな特徴が、先ほどご説明したラジカル制御技術です。
外壁の塗膜は紫外線を受け続けることで徐々に劣化します。
代表的な劣化症状が、外壁を手で触ったときに白い粉が付着する「チョーキング現象」です。
パーフェクトシリーズでは、高耐候酸化チタンと光安定剤によるラジカル制御技術によって、塗膜の劣化を抑え、長期間外壁を保護することを目指しています。
毎日紫外線を受ける外壁だからこそ、耐候性は塗料選びの重要なポイントです。
外壁塗装は耐久性だけでなく、塗装後の美観を維持しやすいかも大切です。
パーフェクトトップSiは、親水化技術によって雨だれ汚染を抑える低汚染性を持っています。
さらに防藻・防かび機能も備えているため、住宅の外壁用塗料として必要な機能をバランスよく持った製品です。
ただし、防藻・防かび機能があるからといって「絶対に藻やカビが生えない」という意味ではありません。
北面や日当たりが悪い場所、周囲に樹木が多い住宅など、建物環境によって汚れ方は変わります。
製品性能だけでなく、住宅の立地条件まで考えて塗料を選ぶことが重要です。
せっかく外壁を塗り替えるのであれば、耐久性だけでなく仕上がりにもこだわりたいところです。
パーフェクトトップSiは、緻密な塗膜形成による高光沢も特徴の一つです。
また、つや有りだけでなく、落ち着いた仕上がりを希望される場合には、つやの調整も可能です。
同じ色でも、つやの違いによって住宅の印象は大きく変わります。
「新築のようにツヤツヤにしたい」という方もいれば、「落ち着いた雰囲気にしたい」という方もいらっしゃいます。
永和では色だけでなく、つやを含めた完成後のイメージを考えてご提案することが大切だと考えています。
さらに日本ペイントでは、2026年4月から「パーフェクトトップSi 遮熱オプション」を発売しています。
従来のパーフェクトトップSiの耐候性に加え、塗膜表面の温度上昇を抑える遮熱性能を付与した仕様です。対象色は淡彩色から一部中彩色までとなっています。
ただし、遮熱塗料を塗れば必ず室内温度が大幅に下がるというものではありません。
室内環境は屋根・断熱材・窓・換気・建物構造などにも左右されます。
特に屋根や外壁を遮熱塗料で塗装しても、窓に大きく影響されますので注意ください。
最近、個人的に感じることとして、遮熱塗料の機能性を強く歌ってよいことばかり伝える会社様が多いです・・・。
そのため遮熱性能についても、メリットを理解したうえで住宅に合わせて選択することが大切です。
最後に、永和が特にお伝えしたいことがあります。
それは、「良い塗料を選ぶこと」と「良い外壁塗装をすること」は同じではないということです。
どれだけ高性能なシリコン塗料を使っても、
高圧洗浄が不十分、下地補修が適切でない、下塗り材が合っていない、必要な乾燥時間を確保していない、といった施工では塗料本来の性能を十分に発揮できません。
また、サイディング住宅ではシーリングの状態も重要です。
株式会社永和では、塗料の耐久性に合わせてシーリング材のグレードも考えることを基本としています。
外壁だけ15年、20年と長持ちする仕様にしても、目地のシーリングが先に大きく傷んでしまえば、再び足場が必要になる可能性があります。
だからこそ、塗料だけを見るのではなく、外壁+シーリング+下地+付帯部+施工品質を一つの外壁塗装として考えることが大切です。
シリコン塗料は、外壁塗装において価格と耐候性のバランスを取りやすい塗料です。
しかし現在は塗料技術も進化しており、「シリコン」という名称だけでは性能を判断できません。
株式会社永和では、シリコン系塗料として日本ペイントの**「パーフェクトトップSi」**を採用しています。
ラジカル制御技術による高耐候性、低汚染性、防藻・防かび性、美しい仕上がりなどを備え、日本ペイント自身も「性能とコストのバランスがよい」塗料として紹介しています。
外壁塗装のお見積りを比較するときには、「シリコン塗料だから安い・高い」ではなく、「どこのメーカーの、何という商品を、どの仕様で施工するのか」まで確認してみてください。
株式会社永和は、小山市・野木町・結城市・古河市・下野市で、外壁塗装をご検討されているお客様へ、住宅の状態やご予算、今後のメンテナンス計画に合わせた塗料をご提案しています。
足場も永和。塗装も永和。シーリングも永和。防水も永和。
「シリコン塗料で十分?」
「パーフェクトトップSiはどのくらいのグレード?」
「無機塗料とどちらが自宅に合っている?」
といった塗料選びについても、お気軽にご相談ください。
高い塗料を選ぶことではなく、その家に合った塗料を正しく施工すること。
それが、永和が考える外壁塗装です。
ARCHIVE



